コラーゲンとは?
- 2023/10/26
- お肌にうれしい成分
コラーゲンとは、人体のたんぱく質の約30%を占めており、皮膚や軟骨などを構成しています。
コラーゲンは皮膚、骨、腱など様々な場所に存在しており、美しい肌や健康な体を作るためには不可欠な成分です。
身近なものではゼラチンとして食品に加工、化粧品や医療分野など幅広い分野で利用されています。
コラーゲンの役割
肌に弾力を与える
肌にうるおいや弾力を与えたり、しわやたるみを抑える効果があります。
美肌に欠かせないコラーゲンですが、加齢とともに減少。
肌のうるおいや弾力が減ってしまい、しみなどの原因となってしまいます。
関節の動きをサポート
コラーゲンは骨と骨のクッションの役割を果たす軟骨に含まれています。
この軟骨がすり減ってしまうと、骨同士が直接こすれてしまい、関節痛が起きてしまいます。
丈夫な体を作る
コラーゲンはたんぱく質の一種で、人体を構成する重要な成分です。
「美肌に必要」というイメージのあるコラーゲンですが、皮膚だけでなく骨や筋肉などにも存在し、丈夫な体を作るために必要になります。
他にも傷の治りをよくする、歯周病や血糖値にも効果があるといわれています。
代表的なコラーゲンの種類
人の体に含まれるコラーゲンは現在、29種類発見されています。
ここでは代表的なコラーゲンの種類についてご紹介します。
- Ⅰ型
真皮や腱、靱帯などに含まれます。 - Ⅱ型
硝子軟骨や弾性軟骨に存在します。 - Ⅲ型
リンパ組織やひ臓、肝臓などに含まれています。 - Ⅳ型
基底板に存在し、はたらきをサポートします。 - Ⅴ型
Ⅰ型コラーゲンや胎盤に付随しています。
コラーゲンを摂取するには
コラーゲンはゼラチンの原料として使われており、他にも鳥の手羽、フカヒレ、牛すじなどにも含まれています。
また、コラーゲンの生成にはビタミンCが必要となっており、ビタミンCが不足しコラーゲンが合成できないと血管がもろくなり壊血病を引き起こします。
壊血病とは、疲労や倦怠感、イライラする、貧血など様々な症状を引き起こす病気です。
コラーゲンの合成に必要なビタミンCや、同じく合成のサポートを行う鉄分を摂取することもおすすめです。
コラーゲンはこんな方におすすめ!
- 肌のハリや弾力を保ちたい方
- しわやたるみが気になる方
- 肌のエイジングケアを行っている方
この記事を書いた人
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