皮膚のバリア機能とは?肌荒れや敏感肌の原因はバリア機能の低下の可能性が!?

皮膚のバリア機能とは

正常な皮膚は、必要以上に皮膚の中の水分が外に出ていくことを防ぎ、細菌や刺激などの外から異物が侵入するのを防いでいます。

これが皮膚のバリア機能です。皮膚のバリア機能は、大きく肌の保湿と保護といった役割を果たしています。

バリア機能が低下した時の症状

肌のバリア機能が低下すると、水分が外へ出ていき、肌が乾燥してしまいます。

そして皮膚に隙間ができると、外から細菌などの異物が侵入しやすくなってしまいます。

異物が侵入すると、皮膚の中の免疫に関わる細胞が感知し、炎症を起こす物質を出します。結果、湿疹やかゆみといった症状が出てしまうのです。

日常生活でバリア機能を傷つけないようにするには?

熱いお湯を避ける

熱いお風呂が好きな方や冬場の食器洗いでお湯を使うという方も多いかと思います。

しかし、熱いお湯は皮脂を溶かし流してしまうため、バリア機能低下の原因になってしまいます。

お肌の健康のためにも、40度以下の熱すぎないお湯を使用することがおすすめです。

タオルでこすったり、爪で皮膚を掻いたりしない

体を洗う時やタオルで体をふく時に強くごしごしこすってしまうと、皮脂をとってしまい角質層を壊してしまいます。

お風呂に入った後は、バリア機能を保つためにも保湿をしっかり行いましょう。

また、体がかゆく皮膚をひっかいてしまった場合にも、バリア機能を壊してしまうので注意が必要です。

アルコールなどの科学的な刺激を避ける

手指の消毒、洗剤、洗浄力の強いボディーソープなど日常生活で皮膚のバリアが壊れてしまうこともあります。

他にもピーリング化粧品の使用はバリア機能を壊さないためにも避けたほうがいいといわれています。

掃除や食器を洗う際に洗剤を使う場合は手袋を使う、消毒アルコール使用後はクリームを塗って保湿ケアを行うなどの対策を行いましょう。

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