強い抗酸化力のプニカ酸が含まれている「ザクロシードオイル」

ザクロシードオイルとは

ザクロシードオイルは、ザクロの種子から取れるオイルです。

ザクロは「女性の果実」と呼ばれており、ビタミンやアミノ酸、ポリフェノールといった美容に大切な成分が豊富です。

主にイランやアフガニスタンを原産とし、生食やジュースなどに利用されています。

ザクロは日本へは平安時代に入ってきており、主に庭木として栽培されていました。

その後は江戸時代中期、明治から昭和初期にかけて観賞用の花ザクロの栽培が流行しましたが、戦後の混乱期には急速に衰退していきました。

日本では食用の果実をつける実ザクロの生産はあまり行われておらず、生果はほとんど米国から輸入しています。

近年では、ザクロに含まれるポリフェノールを中心に研究がなされており、世界的にザクロの栽培が盛んになってきています。

ザクロシードオイルの美容効果

ザクロシードオイルは、皮膚の水分蒸発を抑え、皮膚を柔らかく滑らかにするエモリエント効果が期待できます。

さらにザクロには「プニカ酸」というオメガ5脂肪酸が含まれており、美容成分として注目されています。

「プニカ」はラテン語でザクロを意味し、ザクロに豊富に含まれる成分です。

プニカ酸の主なはたらきには、抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗がん作用などがあります。

また、ザクロシードオイルは希少なオイルで、100mlを製造するのに1kg以上のザクロ種子が使用されます。

そのため化粧品などに数滴配合されただけでも高い価格で販売されます。

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